技術第二部

S.Tanaka

2007年入社

設計に対してクライアントから好評を頂いたことは、
非常にうれしくて印象に残っています。

CHAPTER 01

仕事内容を教えてください。

主に道路や交差点の計画・設計に従事しています。
また、近年は落石対策や崩壊土砂対策などの道路防災にも従事しています。栃木県は、平成27年9月に関東・東北豪雨災害を経験しました。
災害時にも通行可能で避難や緊急輸送に資する道路がより重要となっており、その業務にも従事しています。

CHAPTER 02

建設コンサルタント会社に入った理由、経緯を教えてください。

大学・大学院では農業土木を選考し水田の水管理を研究していましたが、もっと広い範囲の土木技術者になりたいと思ったのがきっかけです。
公務員とゼネコンと建設コンサルタントで迷っていましたが、自らの考えを計画・設計に反映しやすい建設コンサルタントに興味を持ちました。なぜなら建設コンサルタントでは自らの知恵やノウハウを武器にできると感じたからです。
就職活動で会社説明会に来て名刺を貰ったときに、学生時代にすごい資格だと思っていた技術士ばかりで、自分が技術士になれる環境であると考えたため、入社を決意しました。

CHAPTER 03

印象に残っている、設計業務を教えて下さい。

交通事故が頻発している区間の道路設計であり、事故内容から事故要因を分析し、線形計画による事故対策を実施した業務です。
地形・線形・速度・視距・気候気温など多様な視点から分析することで事故要因を突きとめ、その事故要因に対応可能な線形を採用することで、交通事故発生リスクを低減させる設計を行いました。自分自身の現時点での力を最大に生かし多様な視点かつ深い考察を行った設計ができたと自負していたので、クライアントから好評を頂いたことは、非常にうれしくて印象に残っています。

CHAPTER 04

PCRWで働く魅力は何ですか?

まず、先輩技術者に質問しやすく、自由に意見を言うことができるところです。
次に、配属される部により、橋梁専門・鉄道専門・地域密着型の3種類の方向性があるところです。
その方向性というのは、
①日本全国(たまに海外)の橋梁設計に携わることができる。
②日本全国(たまに海外)の鉄道設計に携わることができる。
③地元の日々使っている道路や河川などの設計に関わることができる。
以上の3種類です。
私は③の地域密着型の部署にいますので、自分の仕事が地域社会に反映されることに非常にやりがいを感じられます。
また、①②の場合は、橋梁と鉄道の専門技術者として、最先端の設計に携わることができます。

CHAPTER 05

将来のPCRWはどんな企業になると思いますか?

風通しの良い社風により、ベテラン技術者のノウハウや知識を継承することで全体の技術者がスキルアップ
し、会社もより成長するでしょう。
また、ここ10年は新卒採用を積極的に行っているので、作業分担をしながら業務の効率化も望めます。
それにより、労働環境の改善にもつながると思います。

CHAPTER 06

これから入社を希望される技術者にメッセージをお願いします。

はじめは慣れや知識不足で戸惑うことが多いと思いますが、知識を蓄え常にやり続けることが大切だと思います。
土木技術は経験工学と言われており、日経コンストラクションには「土木技術者は生涯受験生」との言葉がありましたが、私自身毎日が勉強の連続です。
PCRWは、チームで業務を行いながら先輩が教えてくれて、また、自分が受けたい研修や講習会を選ぶことができるので、OJTとOFF-JTを組み合わせて成長しやすい環境だと思います。
建設コンサルタントは、やりがいのある仕事です。一緒に働けることを楽しみにしております。

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